院長コラム
よくあるご質問 ③ 歯周病・予防歯科について
2026-06-17 17:13:50
よくあるご質問
③ 歯周病・予防歯科について
歯周病は、日本人が歯を失う大きな原因の一つです。
しかし、初期の段階では痛みがほとんどないため、自分では気付かないことも少なくありません。
また、歯周病はお口の中だけの病気ではなく、糖尿病や心臓病など全身の健康とも深く関わっていることがわかっています。
いしだ歯科クリニックでは、
「悪くなったら治療する」
だけではなく、
「悪くならないように予防する」
ことを大切にしています。
Q. 歯周病とはどのような病気ですか?
A.
歯周病とは、歯を支えている歯ぐきや骨が細菌によって炎症を起こし、徐々に破壊されていく病気です。
初期には、
・歯ぐきが腫れる
・歯磨きで血が出る
・口臭が気になる
といった症状があります。
進行すると、
・歯ぐきが下がる
・歯がグラグラする
・硬いものが噛みにくくなる
こともあります。
歯周病は初期には痛みが少ないため、
「気付いた時にはかなり進行していた」
ということも珍しくありません。
Q. 歯磨きすると歯ぐきから血が出ます。歯周病ですか?
A.
歯磨きの時に出血する場合、歯周病や歯肉炎の可能性があります。
出血するからといって、歯磨きを控えてしまう方もいますが、
むしろ、
歯垢(プラーク)をしっかり落とすことが大切です。
出血が続く場合は、
・歯周病の進行状況
・歯石の付着
・磨き残しの場所
を確認し、適切な治療やセルフケア方法をご提案します。
Q. 歯石と歯垢(プラーク)は何が違うのですか?
A.
歯垢(プラーク)は、細菌のかたまりです。
白く柔らかいため、歯ブラシで落とすことができます。
一方、歯石は、
歯垢が唾液の成分によって硬くなったものです。
歯石の表面はザラザラしているため、
さらに歯垢が付きやすくなり、歯周病が進行しやすくなります。
歯石は歯ブラシでは取れないため、歯科医院で除去する必要があります。
Q. 歯周病は治りますか?
A.
歯周病は、早期であれば改善が期待できます。
しかし、一度失われた歯を支える骨は、完全には元に戻らないことが多いため、
「進行を止める」
ことが治療の大きな目的になります。
治療では、
・歯石除去
・歯磨き指導
・生活習慣の改善
・必要に応じた外科処置
を行います。
患者さんご自身のセルフケアも非常に重要です。
Q. クリーニングは何をするのですか?
A.
クリーニングでは、
・歯石の除去
・歯垢の除去
・着色汚れの除去
・歯面の清掃
などを行います。
歯を白くするホワイトニングとは異なりますが、
本来の歯の色に近づき、お口の中もすっきりします。
また、
歯周病やむし歯の早期発見にもつながります。
Q. メインテナンスはどのくらいの間隔で受ければ良いですか?
A.
一般的には、
3~6か月ごとの定期検診をおすすめしています。
ただし、
・歯周病の進行度
・むし歯のなりやすさ
・歯磨きの状態
・全身疾患の有無
によって適切な間隔は異なります。
当院では、
患者さん一人ひとりに合ったメインテナンスの間隔をご提案しています。
Q. 歯周病やむし歯を予防するにはどうすればよいですか?
A.
予防で最も大切なのは、
毎日のセルフケアと定期検診です。
具体的には、
・正しい歯磨き
・歯間ブラシやフロスの使用
・フッ素入り歯磨き粉の使用
・規則正しい食生活
・定期的なクリーニング
が重要です。
歯科医院では、
患者さんのお口の状態に合わせて、
磨き方やケア用品の選び方もご説明しています。
Q. 歯周病は全身の病気と関係がありますか?
A.
はい、関係があります。
歯周病は、
・糖尿病
・心疾患
・脳梗塞
・誤嚥性肺炎
・早産、低体重児出産
などとの関連が報告されています。
特に糖尿病とは、
「歯周病が悪化すると血糖値が上がりやすくなる」
「糖尿病があると歯周病も悪化しやすい」
という相互関係があります。
お口の健康は、全身の健康にもつながっています。
歯が痛くなくても、
定期的にお口の状態を確認することをおすすめします。



